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公開日: 11/25/2021

判別分析の例

Fisherのあやめのデータでは、3つの異なる品種のあやめについて、4つの特性が測定されています。4種類の測定値から精確に品種を予測するのが目標です。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Iris.jmp」を開きます。

2. [分析]>[多変量]>[判別分析]を選択します。

3. 「がくの長さ」「がくの幅」「花弁の長さ」、および「花弁の幅」[Y, 共変量]に指定します。

4. 「種類」を選択し、[X, カテゴリ]をクリックします。

5. [OK]をクリックします。

図5.2 「判別分析」レポートウィンドウ 

Discriminant Analysis Report Window

「種類」は3群なので、正準変数は全部で2つしかありません。「正準プロット」は、最初の2次元の正準座標に各データ行をプロットしたものです。プロットを見ると、2次元の座標によって3つの品種が判別されていることがわかります。今回の例では検証セットがなかったため、「スコアの要約」レポートには学習セットのみの誤分類表が表示されています。検証セットがない場合、データセット全体が学習セットとみなされます。150行のデータ行のうち、3行だけが誤分類されています。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).