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公開日: 11/25/2021

「因子分析」プラットフォームの例

この例では、Solubility.jmpサンプルデータテーブルを使用して、6つの溶媒で構成されたデータから2因子を抽出します。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Solubility.jmp」を開きます。

2. [分析]>[多変量]>[因子分析]を選択します。

3. [1-オクタノール]から[ヘキサン]までを選択し、[Y, 列]をクリックします。

4. [OK]をクリックします。

図9.2 最初の「因子分析」レポート 

Initial Factor Analysis Report

スクリープロットが水平となる個所、つまりその後から固有値の落ち方が横ばいになる位置は、因子数2のモデルが適切であることを示しています。

5. 「モデルの設定」アウトラインで、以下のように選択します。

「因子分析の方法」=[最尤法]を選択

「事前共通性」=[共通因子分析]を選択

因子数 = 2

「回転方法」=[Varimax]を選択

6. [実行]をクリックします。

図9.3 「因子分析」レポート 

Factor Analysis Report

レポートには、共通性の推定値、分散の推定値、有意性検定、適合度の指標、回転後の因子負荷量、因子負荷量プロットが表示されます。回転後の因子負荷量と因子負荷量プロットは、第1因子が「四塩化炭素」、「ヘキサン」、「クロロフォルム」、「ベンゼン」といった変数に、第2因子は「エーテル」、「1-オクタノール」といった変数に強く関連していることを示唆しています。レポートに表示される情報の詳細については、モデルをあてはめた後のオプションを参照してください。

ヒント: [因子負荷量プロット]の点はクリックして選択できます。また、ラベルはドラッグして移動できます。右下隅をクリックしてプロットサイズを大きくすると、ラベルが見やすくなります。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).