Microsoft Excelファイルを開こうとすると、デフォルトではExcel読み込みウィザードが呼び出されます。ワークシート内のデータの構造が変則的な場合、このウィザードを用いると便利です。たとえば、非表示の列を読み込まないようにしたり、3行目のテキストを列見出しにしたりできます。
[ファイル]>[開く]を選択して、Excel読み込みウィザードでスプレッドシートを開く代わりに、ファイルを直接、開くこともできます。デフォルトでは、最初の行にラベルが含まれているかどうかが検出され、それらのラベルは列見出しに変換されます。この設定は[一般]の環境設定で変更できます。「Excelファイルを開く方法」の設定は[ファイル]>[環境設定]>[一般](Windows)および[JMP]>[環境設定]>[一般](macOS)にあります。設定を変更する場合は、「Excelのラベルを列名として使用」リストで[常に]または[しない]を選択します。
環境設定でExcelファイルを開く方法を設定するには
常にウィザードを使わずにMicrosoft Excelファイルを開くには、「Excelファイルを開く方法」の設定を変更します。すべてのワークシートを一度に開くか、個々のワークシートを開くかを指定します。
Microsoft Excelファイルを開くには(Windows)
1. 上記で説明したように「Excelファイルを開く方法」を設定した後、[ファイル]>[開く]を選択します。
2. 最初の行のテキストを列見出しに変換するには、「Excel の1行目をラベルとする」の横で[常に]を選択します。
3. ファイルの種類として[Excelファイル]を選択し、目的のファイルを選択するか、URLを入力します。
4. すべてのワークシートを読み込むには、[開く]をクリックします。
または
開くワークシートを選択するには、[開く]ボタンの矢印をクリックし、[選択されたワークシートを開く]を選択します。1つまたは複数のワークシートを選択し、[OK]をクリックします。
Microsoft Excelファイルを開くには(macOS)
1. [ファイル]>[開く]を選択し、ファイルを選びます。
2. (.xlsの場合)最初の行のテキストを列見出しに変換するには、[Excelのラベルを列名として使用]を選びます。
3. (.xlsの場合)特定のワークシートを開くには、[個々のExcelシートを選択]を選びます。
4. [開く]をクリックします。
特定のワークシートを開くように選択した場合は、目的のワークシートをリストから選択し、[OK]をクリックします。気が変わってワークシートをすべて読み込むことにした場合は、[すべて選択]をクリックできます。
.xlsxファイルを選択した場合は、Excelウィザードにデータのプレビューが表示されます。Microsoft Excelデータのプレビューと読み込みを参照してください。