インターネット、FTPサイト、または他のコンピュータからデータを読み込むには、[ファイル]>[インターネットから開く]を選択します。http、ftp、fileなどで始まるURL、ドライブ文字で始まるファイルパス、またはネットワークドライブへのパス(相対または絶対)を指定してください。
[インターネットから開く]を使用すると、インターネットやリモートコンピュータからデータやイメージを読み込み、それをデータテーブル、Webページ、またはテキストとして保存できます。また、このオプションを使用すれば、SASストアドプロセスレポートを開くこともできます。[インターネットから開く]を使用してGoogleスプレッドシートを読み込む方法の詳細については、Googleスプレッドシートからのデータの読み込みを参照してください。
たとえば、Webページ上のテーブルに入っているデータ(イメージを含む)を読み込み、そのデータをデータテーブルとして保存したいとします。この特定のWebページには、国が人口順に一覧されています。
1. [ファイル]>[インターネットから開く]>[Webページ]を選択します。
2. 次のURLを入力します。https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_and_dependencies_by_population
3. 「次で開く」が[データ]に設定されていることを確認して、[OK]をクリックします。
JMPによって、指定したページにある複数のテーブルが検出されます。
4. いずれかの表をクリックし、[OK]をクリックします。
Webページのテーブル内の情報を含むデータが開きます。
5. (オプション)イメージをデータテーブルに追加するには、「~の画像の読み込み」というスクリプトを実行します。
メモ:
• リモートファイルは以下のいずれかの形式で開くことができます。
データ
ファイルがデータテーブルとして開きます。
Webページ
WebページがJMPブラウザ(Windows)またはデフォルトのブラウザ(macOS)内に開きます。
Windowsの場合は、[ファイル]メニューのコマンドを使って、ファイルを保存したり、データをデータテーブルとして読み込んだりできます。Webページスクリプトやサーバー側の要求によって生成されたデータを読み込む場合は、このオプションを選択してください。
テキスト
ファイルがスクリプトエディタ内に開きます。HTMLファイルを読み込んだ場合は、WebページのHTMLタグが表示されます。
• FTPサーバーからファイルを開くときは、FTPログインウィンドウが表示されます。匿名アカウントでアクセスできる場合、[OK]をクリックします。認証ログインの場合、ユーザIDとパスワードを入力します。その後、指定したファイルが開きます。
メモ: ユーザIDが必要な匿名FTPサーバーもあります。データテーブルが開かない場合は、「ユーザID」テキストボックスに「ftp」または「anonymous」と入力してみてください。「パスワード」テキストボックスは空欄のまま、[OK]をクリックします。
• 60秒間待っても読み込みが始まらない場合は、エラーとみなされ、処理を停止します。インターネットのタイムアウト設定は、[一般]の環境設定ページで変更できます。
• 読み込むテーブルに画像が含まれている場合、画像はまずテキストとして読み込まれます。データテーブルに画像を表示するには、自動的に作成される「~の画像の読み込み」という名前のテーブルスクリプトを実行します。画像を含む、新しい式タイプの列がデータテーブルに追加されます。
• データテーブルで「ソース」スクリプトを実行すると、再度読み込んでデータを更新できます。
SASストアドプロセスレポートをデータテーブルとして開くには(Windowsのみ)
1. [ファイル]>[インターネットから開く]を選択し、ファイルを選びます。
ファイルがJMPブラウザ内に開きます。
2. JMPブラウザで、[ファイル]>[テーブルをデータテーブルとして読み込む]を選択します。
ウィンドウが開き、Webページ内で検出されたテーブルがリストに表示されます。
3. 読み込むテーブルを選択します。
4. [OK]をクリックします。
各テーブルが新しいデータテーブルとして開きます。
ストアドプロセスレポートの詳細については、ストアドプロセスの実行を参照してください。