JMPは、Pythonにアクセスするインターフェースを提供します。詳細は以下の節で紹介しています。大まかな手順としては、まずPythonに接続し、必要な処理をPython上で実行し、最後にPythonの接続を解除するという形になります。この手順に使用される関数の多くは、Pythonの処理が正常に実行された場合は0、そうでない場合は、エラーコードを戻します。また、Pythonの処理が正常に行われなかった場合は、ログにメッセージが表示されます。ただし、Python Get()関数だけは、エラーコードではなく、Pythonの変数の値を戻します。
JMPでのPythonへのインターフェース機能は、Python接続オブジェクトに対してメッセージを送ることによって、スクリプトで記述していきます。Python Connect()関数によって、Python接続オブジェクトへの参照を取得できます。
// Pythonのスクリプト可能な接続オブジェクトを戻す
PythonConnection = Python Connect();
// Python接続がアクティブな場合1を戻し、それ以外は0を戻す。
x = PythonConnection << Is Connected;
Show( x );
PythonConnection << Disconnect;
x = 1;
0