「因子分析」プラットフォームを起動するには、[分析]>[多変量]>[因子分析]を選択します。
図9.4 「因子分析」起動ウィンドウ
「列の選択」の赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『JMPの使用法』の列フィルタメニューを参照してください。
Y, 列
分析の対象となる列。データタイプは「数値」でなければなりません。
重み
データテーブルの各行に対する重みを含んだ列。値が0より大きい行だけが分析に用いられます。
度数
分析において各データ行に度数を割り当てます。分析対象のデータが要約されたものであるときに、この役割が役立ちます。
By
By変数の水準ごとに個別のレポートが作成されます。複数のBy変数を割り当てた場合、それらのBy変数の水準の組み合わせごとに個別のレポートが作成されます。
分散推定
分散共分散行列を推定する方法を表示します。方法の詳細については、「多変量」レポートを参照してください。
分析対象
どの行列に対して因子分析を実行するかを指定します。
相関
相関係数行列に対して因子分析を実行します。これはデフォルトの方法です。
共分散
共分散行列に対して因子分析を実行します。共分散行列は、相関係数行列を各変数の標準偏差で重み付けたものです。
原点周りの積和
このオプションは、すでに何らかの方法によって中心化・尺度化されているデータを分析するときに使えます。