「工程のスクリーニング」プラットフォームを起動するには、[分析]>[スクリーニング]>[工程のスクリーニング]を選択します。
図23.5 「工程のスクリーニング」起動ウィンドウ
「列の選択」の赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『JMPの使用法』の列フィルタメニューを参照してください。
工程変数
分析したい測定値を含む工程データの列。データタイプは「数値」でなければなりません。指定された工程変数の列に「管理限界」列プロパティが設定されている場合、「工程のスクリーニング」プラットフォームはそれらの値からシグマを計算します。
メモ: このプラットフォームは、ばらつきの管理図(R)の「管理限界」列プロパティをサポートしていません。
グループ変数
グループ別に分析したい場合に、そのグループに分ける変数を指定します。グループ変数の各水準の組み合わせごとに工程変数が分析されます。各グループの結果は1つのレポートにまとめられます。
サブグループ
この役割を割り当てた列の値は、管理図におけるサブグループIDとして使用されます。なお、計算を行う前に、指定したサブグループ変数によってデータは並べ替えられます。
時間
数値列で、この列の値によってデータの時間的順序が決まります。この[時間]には、タイムスタンプ(時刻、時点)のデータを指定します。タイムスタンプは、簡易グラフとシフトグラフの時間軸に使用されます。なお、計算を行う前に、指定した時間変数によってデータは並べ替えられます。
By
別々に分析を行いたいときに、そのグループ分けをする変数を指定します。指定された列の水準ごとに、別々に分析が行われます。各水準の結果は別々のレポートに表示されます。複数のBy変数を割り当てた場合、それらのBy変数の水準の組み合わせごとに個別に分析が行われます。