SASクエリービルダーは、SASサーバーにあるデータを選択し、読み込むときに便利な機能です。データテーブルに読み込む前のデータをプレビューできます。また、クエリーを保存し、後で変更または実行したり、JSLスクリプトとして利用したりできます。
[ファイル]>[SAS]>[データを参照]を使用する代わりに、SASクエリービルダーを使用することができます。
SASデータセットをSASクエリービルダーで開くには、次の手順に従ってください。
1. [ファイル]>[SAS]>[SASクエリービルダー]を選択します。
2. 「SASサーバーに接続」ウィンドウで、Metadata Serverまたはリモートサーバーを選択します。
– すでにJMPでセットアップされているMetadata Serverに接続するには、「メタデータ定義のSASサーバーに接続:」リストからサーバーを選択します。
[使用可能なすべてのライブラリに接続]は、[SASインテグレーション]の環境設定に基づき、デフォルトで選択されています。このオプションを選択すると、すべてのJMPセッションにわたり、メタデータで定義されたSASライブラリに自動的に接続されます。Workspace Serverにメタデータ定義のSASライブラリが数多く存在する場合は、サーバーへの接続速度が上げるためにこのオプションをオフにすることを検討してください。
– Metadata Serverを追加または構成するには、[プロファイルの管理]をクリックし、SAS Metadata Serverプロファイルを作成または変更するにはの手順に従ってください。
– リモートサーバーに接続するには、マシン名とポート番号を入力します。わからない場合は、SAS Metadata Serverの管理者にお問い合わせください。
3. [OK]をクリックします。
「SASクエリービルダー」ウィンドウが開きます。
クエリービルダーの使い方については、クエリービルダーでのSQLクエリーの作成を参照してください。
メモ:
• クエリービルダーのクエリーは、すべてフォアグラウンドで実行されます。
• デフォルトでは拡張属性は読み込まれません。拡張属性を読み込むには、「SASインテグレーション」の環境設定を変更してください。[ファイル]>[環境設定](Windows)または[JMP]>[環境設定](macOS)を選択します。「SASインテグレーション」を選択し、[読み込む際にテーブルと列のプロパティを拡張属性から適用する]をオンにします。
• SASクエリービルダーは、ローカルのサーバー接続をサポートしていません。