公開日: 11/25/2021

効果のさらなる削除

「予測値と実測値のプロット」を見ると、モデルが有意なことがわかります。あてはまりの悪さを示す証拠はありません。

図4.10 完全モデルの「予測値と実測値のプロット」 

Actual by Predicted Plot for Full Model

「効果の要約」レポートを見ると、多くの効果が有意でないことがわかります。特に「X2*X3」は、p値が0.99563で有意度が最も低い効果となっています。次に「効果の要約」レポートを使い、モデルから効果を対話式に削除していってみましょう。

図4.11 「効果の要約」レポート 

Effect Summary Report

1. 「効果の要約」レポートで「X2*X3」をクリックし、[削除]をクリックします。

モデルが更新されます。

「効果の要約」レポートのp値の列を見ると、「X1*X3」が有意でないことがわかります。

2. 「X1*X3」をクリックし、[削除]をクリックします。

「X3*X3」のp値を見ると、この効果が有意でないことがわかります。

3. 「X3*X3」をクリックし、[削除]をクリックします。

4. 「X1*X2」をクリックし、[削除]をクリックします。

「X3」が有効でないことがわかります。この効果は高次の効果に含まれていないので、削除しても親子関係(階層関係)の原則に違反しません。効果の親子関係を参照してください。

5. 「X3」をクリックし、[削除]をクリックします。

図4.12 モデル縮小後の「効果の要約」レポート 

Effect Summary Report After Reducing Model

残った効果は、すべて有意です。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).