JSL関数の多くで、レポートIDまたはフォルダIDが求められます。JSLでは、(タイトルまたは説明に含まれる)キーワードや、レポートまたはフォルダの発行者を使って検索ができます。検索結果が多くなりそうな場合は、一度に戻される結果の数を指定することができます。
次の例は、タイトルまたは説明の中に「production」という言葉を含むレポートのうち、「dianesmith」という表示名のユーザによって発行されたものを検索します。また、一度に戻す結果の最大数を10に設定します。
/* 「production」というキーワードを含み、dianesmithというユーザによって発行されたレポートを検索する。一度に10個までの結果を戻す。*/
liveresult = liveconnection << Find Reports( Search( "Production" ), Publisher( "dianesmith" ), ( PageSize( 10 ));
// liveresultをJMP Live Reportオブジェクトに変えてスクリプト可能にする。
livereports = liveresult << As Scriptable();
// 戻される結果の数を表示する。
show( livereports << Get Number Of Items());
// 結果リストの最初のレポートを戻す。
report1 = livereports[ 1 ];
// 最初のレポートのタイトルを表示する。
show( report1 << Get Title());
上の例で、結果が11個以上ありそうな場合は、Next関数とPrevious関数を使ってページを移動することができます。
// 次の10個の結果を次のページに移す。
nextpage = livereports << Next();
// 現在のページ番号を表示する。
show( livereports << Get Current Page Number());
// 次のページのリストにある最初の項目を取得する。
next1 = nextpage[ 1 ];
// 最初のレポートのタイトルを表示する。
show( next1 << Get Title());
// 現在のページにある項目の数を表示する。
show( nextpage << Get Number Of Items());
Next()でページが見つからなかった場合は、エラーが表示されるので、キャッチしてその後の処理に進みます。
ヒント: ページ数がわかっている場合は、特定のページに直接ジャンプできます。[ヘルプ]>[スクリプトの索引]でGet Page関数を参照してください。