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公開日: 11/25/2021

曲面のプロパティ

「表示形式」設定パネルで[点と曲面]を選択し、プロット内の曲面を右クリックして[曲面のプロパティ]を選択すると、曲面のプロパティを変更するウィンドウが表示されます。プロット対象として[等値面]を選択した場合も、曲面を右クリックして[曲面のプロパティ]を選択すると、似たようなウィンドウが表示されます。「曲面のプロパティ」ウィンドウでは、曲面の色や不透明度、等高線などの表示形式を変更することができます。また、曲面プロット上のメッシュの表示/非表示を切り替えることもできます。

図5.12 「曲面のプロパティ」ウィンドウ 

Sheet Properties Window

曲面

曲面の上部または下部の表示/非表示を切り替えることができます。[表のみ]または[裏のみ]を選択すると、曲面の反対側が暗くなります。

塗りつぶしの種類

曲面を単色で塗りつぶすか、連続または不連続なグラデーションで塗りつぶすことができます。

単色

(「塗りつぶしの種類」で[単色]を選択した場合のみ、使用できます。)曲面の色を選択できます。

曲面の塗り

(「塗りつぶしの種類」でグラデーションを選択した場合のみ、使用できます。)グラデーションを適用する従属変数を指定します。「塗りつぶしの種類」で[連続グラデーション]を選択した場合は、[カスタム]を選ぶこともできます。

カスタム

(「塗りつぶしの種類」で[連続グラデーション]を選択し、「曲面の塗り」で[カスタム]を選択した場合のみ、使用できます。)応答の値を定義する式を指定します。塗りつぶしに用いる値を、JSL(JMPスクリプト言語)の式で記述します。このとき、指定する式においては列名によってデータテーブルの列を参照することができます。

曲面のカラーテーマ

(「塗りつぶしの種類」でグラデーションを選択した場合のみ、使用できます。)曲面のカラーテーマを変更したり、カスタムのカラーテーマを定義したりできます。カラーテーマの詳細については、『JMPの使用法』のデータの入力と編集を参照してください。

グラデーション水準数

(「塗りつぶしの種類」で[不連続グラデーション]を選択した場合のみ、使用できます。)曲面プロットに適用する色の数を指定します。

曲面の色範囲

(「塗りつぶしの種類」でグラデーションを選択した場合のみ、使用できます。)グラデーションの端をどこに設定するか選択できます。[データ]を選択すると、グラデーションの端は、曲面に指定した列のデータ範囲によって決まります。[軸]を選択すると、従属変数の軸の範囲によって決まります。

注意: 「曲面の色範囲」で[軸]を選択してから、曲面プロットの軸の範囲を変更すると、グラデーションの各色が対応する値の範囲も変わります。

ライト

曲面プロットのライトを変更できます。[なし]、[低反射]、[通常]のいずれかを選びます。

メッシュ

X軸またはY軸の片方向または双方向で曲面のメッシュの表示/非表示を切り替えることができます。

メッシュの色

(「メッシュ」で[オフ]以外を選択した場合のみ、使用できます。)曲面のメッシュの色を選択します。

等高線

上下または曲面上の等高線の表示/非表示を切り替えることができます。表示するように選択した場合は、[等高線の色]オプションが表示され、色を変更できます。

等高線の色

(「等高線」で[オフ]以外を選択した場合のみ、使用できます。)等高線の色を選択します。

応答列の値の範囲内を描画

曲面が描かれる範囲を、応答列のデータ範囲に制限します(応答列が選択されている場合)。このチェックボックスをオンにすると、応答列のデータ範囲外には曲面が描画されません。

メモ: このオプションに相当するJSLにおけるメッセージはClip Sheet( Boolean )です。このメッセージを特定の応答列に送るには、その応答列の番号を添えます。たとえば、Clip Sheet2( 1 )とした場合、プロットの範囲が第2応答列のデータの範囲に限定されます。例については、[ヘルプ]メニューの[スクリプトの索引]を参照してください。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).