[特異値分解]オプションを実行した結果には、2つの特異値分解プロットと、特異値の表があります。
最初のプロットの点は、各トランザクションに対応しています。各トランザクションとしてプロットされる点は、左特異ベクトルにおける最初の2次元(U行列の最初の2列)に、特異値を含む対角行列(S)を掛けたものです。このプロットは、「主成分分析」プラットフォームのスコアプロットと同じです。このプロットの各点はトランザクションを表しています。このプロットで、点の塊が見られる場合、それらのトランザクションは構成が似ていると考えられます。
2番目のプロットの点は、各アイテムに対応しています。各アイテムに対してプロットされる点は、右特異ベクトルにおける最初の2次元(V′行列の最初の2行)に、特異値を含む対角行列(S)を掛けたものです。このプロットは、「主成分分析」プラットフォームの負荷量プロットと同じです。このプロットの各点はアイテムを表しています。このプロットで、点の塊が見られる場合、それらのアイテムは特徴やパターンが似ていると考えられます。
トランザクションとアイテムに関する特異値分解プロットの下に、特異値の表が表示されます。特異値は、トランザクション-アイテム行列を特異値分解したときに得られるS行列の対角成分です。この表には「固有値」の列もあり、対応する主成分分析の固有値が示されます。「主成分分析」プラットフォームのように、固有値で説明される変動のパーセントと累積パーセントの列があります。「累積寄与率」列を見て、トランザクション-アイテム行列の分散の何パーセントまでを説明する成分を用いるかを決めて、対応する次元までの特異ベクトルを保存してください。