JMPでは、世界の言語のほとんどを、Unicode UTF-8規格とUTF-16規格でエンコーディングおよびテキスト表示できます。Unicode規格のコード表と詳細については、ユニコードコンソーシアム(The Unicode Consortium)を参照してください。
JMPでUnicode文字を表示するには、その文字のUnicodeコードの前に「\!」をつけます。たとえば、次のような手順で要約できます。
• ギリシャ文字のシグマ(σ)のUnicodeコードはU+03C3なので、JMPでは\!U03C3と指定します。
• ギリシャ文字のミュー(μ)のUnicodeコードはU+03BCなので、JMPでは\!U03BCと指定します。
Unicodeを使って肩文字や添え字を表示する場合
• 下付きの1(1)のUnicodeはU+2081なので、JMPでは\!U2081と指定します。
• 上付きの2(2)のUnicodeはU+00B2なので、JMPでは\!U00B2と指定します。
x2をUnicodeで表現する場合、JMPでは\!U0078\!U00B2と指定します。
Unicodeのサロゲートペアを使用するには、Unicodeのエスケープシーケンスを2回指定します。Unicodeの絵文字を指定する場合は、フォントを変更しないと正しく表示されない可能性があります。次の例は、テキストボックスに絵文字を含める方法を示します。
New Window( "絵文字の例",
V List Box(
Text Box( "スペースを含むサロゲートペア: \!UD83D \!UDE00", Set Font( "Segoe UI Emoji" ) ),
Text Box( "スペースを含まないサロゲートペア: \!UD83D\!UDE00", Set Font( "Segoe UI Emoji" ) )
)
);