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公開日: 11/25/2021

[対比]を使用して変数の水準における差を比較する

ここでは、一般化線形モデルの例にあるカブトガニのサテライトの例を引き続き見てみましょう。「緑棘」の状態が良いメスと、「緑棘」に破損が生じているメスを比べ、サテライトの数に違いがあるかどうかを調べてみます。

1. 一般化線形モデルの例ステップ1ステップ7を行ってください。

2. 「一般化線形モデルのあてはめ」の赤い三角ボタンをクリックし、[対比]を選択します。「対比を求めたい効果を選択してください」というウィンドウが表示されます。

3. [緑棘]を選択し、[実行]をクリックします。

4. 「緑棘」の状態が良いメスと「緑棘」に破損が生じているメスを比べるには、「Both Good」の+ボタンと「One Worn/Broken」および「Both Worn/Broken」の-ボタンをクリックします。

これで、「緑棘」の状態が良いメスと「緑棘」に破損が生じているメスを比較する対比が指定されました。

図12.5 「対比の指定」ウィンドウ 

Contrast Specification Window

5. [完了]をクリックします。

図12.6 「対比」レポート 

Contrast Report

「p値(Prob>Chisq)」の0.8242は、0.05を大きく上回るため、「緑棘」の状態によってサテライトの数に違いが出るとは結論できません。

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