JSLを使ってグラフに凡例を追加するには、フレームボックスにRow Legendメッセージを送ります。Row Legendメッセージでは、凡例の基準にする列と、凡例に色およびマーカーを適用するかどうかを指定します。
たとえば「Big Class.jmp」なら、次のJSLにより、「年齢」列に基づく凡例を設定することができます。色とマーカーが「年齢」列の値に応じて設定されます。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
biv = dt << Bivariate( y( :"体重(ポンド)"n ), x( :"身長(インチ)"n ) );
rbiv = biv << Report;
framebox = rbiv[Frame Box( 1 )];
/* 「年齢」というタイトルの凡例を作成
凡例に色とマーカーを表示 */
framebox << Row Legend( "年齢", Color( 1 ), Marker( 1 ) );
Color()引数とMarker()引数はオプションです。デフォルトでは、色はオン、マーカーはオフに設定されています。
名義尺度または順序尺度の変数に対して、連続的な色使いを適用したい場合には、Continuous Scale( 1 )を使用します。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
biv = dt << Bivariate( Y( :"体重(ポンド)"n ), X( :"身長(インチ)"n ) );
rbiv = biv << Report;
framebox = rbiv[Frame Box( 1 )];
framebox << Row Legend( "年齢", Color( 1 ), Continuous Scale( 1 ) );
凡例をインタラクティブに追加するには、グラフを右クリックし、[行の凡例]を選択し、列の設定を変更します。