公開日: 09/19/2023

Choose関数

Choose()関数は、引数を整数と比較する場合にMatch()よりも短く記述することができます。構文は次のとおりです。

Choose( expr, result1, result2, result3, ..., resultElse );

データテーブルのgroup列に、1から7までの数値が入っているとします。次のスクリプトは、最初のセルに数字の1があるときにx="低"を戻します。

x = ( Choose( group[1], "低", "中", "高", "不明" ); );
Show( x );

このスクリプトは次のように機能します。

x =

x変数を作成する。

Choose(

Choose()ループを開始する。

group[1],

groupの一行目にある値を評価する。

"低",

groupの値が1の場合、"低"を戻す。

"中",

groupの値が2の場合、"中"を戻す。

"高",

groupの値が3の場合、"高"を戻す。

"不明"

それ以外の場合は、"不明"を戻す。

)

ループを終了する。

);

x変数を閉じる。

Show( x );

xの値を戻す。

式が範囲外の整数(たとえば、置換用の値が4つしかないのに7が入力されたとき)を評価した場合は、最後の結果が戻されます。前述の例では、"不明"が戻されます。

If()およびMatch()では、Choose関数と同じ結果を得るためにより多くのコードが必要になります。

If(
	group[1] == 1, "低",
	group[1] == 2, "中",
	group[1] == 3, "高",
	"不明"
);
Match( group, 1, "低", 2, "中", 3, "高", "不明" );

メモ: 式内のデータタイプが一致しないときは、列のデータタイプが自動的に変更されます。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).