JSLを使って、データグリッドの個々のセルを色分けできます。たとえば、次の行は行の属性の色を使ってセルを色分けします。
dt << Color Rows by Row State;
カテゴリの列、連続尺度の列のいずれもカラーテーマを指定することができます。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
:"身長(インチ)"n << Set Property(
"Color Gradient",
{"White to Blue", Range( 40, 80 )}
);
:"身長(インチ)"n << Color Cell By Value( 1 ); // セルの色分けを有効にする
:年齢 << Set Property(
"Value Colors", // 色の値を割り当てる
{12 = Red, 13 = Yellow, 14 = Green, 15 = Blue, 16 = Magenta, 17 =
Gray}
);
:年齢 << Color Cell By Value( 0 ); // セルの色分けを無効にする
特定のセルに色をつけることもできます。次の例は、「名前」列の1、5、8行目を赤に設定します。
:名前 << Color Cells( red, {1, 5, 8} );
特定のセルの色を削除するには、色を黒に設定します。次の例は、「名前」列の1行目の色を削除します。
:名前 << Color Cells( black, {1} );
セルに、値に応じて色をつけることができます。次の例は、「身長(インチ)」列のセルに色をつけます。値が60より大きいセルは青、値が60以下のセルは紫に設定します。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
For( i = 1, i <= N Row( dt ), i++,
If( Column( dt, "身長(インチ)" )[i] > 60,
Column( dt, "身長(インチ)" ) << Color Cells( 5, {i} ),
Column( dt, "身長(インチ)" ) << Color Cells( 8, {i} )
)
);
メモ: Color Cellsの最初の引数は、色の値を表します。2番目の引数には、行番号を含めます。