開いているデータテーブルは、Create Excel Workbook()関数を使用して新規または既存のExcelブックに保存できます。最初の例では、ワークシート名を変更せずに開いているデータテーブルをすべて追加しています。
dt1 = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class Families.jmp" );
dt2 = Open( "$SAMPLE_DATA/San Francisco Crime.jmp" );
Create Excel Workbook( "c:/MyWorkbook1.xlsx" );
以下の例では、Big Class Families.jmpおよびSan Francisco Crime.jmpサンプルデータテーブルのデータを含む、MyWorkbook2.xlsxを作成します。
dt1 = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class Families.jmp" );
dt2 = Open( "$SAMPLE_DATA/San Francisco Crime.jmp" );
// データテーブルを指定する
tableList = {"Big Class Families", "San Francisco Crime"};
// ワークシートを指定する(オプション)
sheetList = {"Families", "Crime"};
Create Excel Workbook( "c:/MyWorkbook2.xlsx", tableList, sheetList );
次はデータテーブルの参照を用いてワークブックを作成する例です。
dt1 = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class Families.jmp" );
dt2 = Open( "$SAMPLE_DATA/San Francisco Crime.jmp" );
Create Excel Workbook(
"c:/MyWorkbook3.xlsx",
{dt1, dt2}, // データテーブルの参照
{" Families ", " Crime"};
);
Create Excel Workbook()では、リストにデータテーブルの参照とデータテーブル名での指定の両方が含まれていても問題ありません。たとえば、前述の{dt1, dt2}を{dt1, " San Francisco Crime "}と表現することもできます。
メモ:
• 保存されるファイルは.xlsxファイルです。.xls形式はサポートされていません。
• JMPデータテーブルは、Excelの制限である約100万行と16,535列までの大きさでなければなりません。これより大きい場合、データの一部がExcel内に保存されなくなります。
• データテーブルの参照またはデータテーブル名は、たとえリストに1項目しかなかったとしても、常にリストで指定しなければなりません。