公開日: 09/19/2023

変動性図の例

この例では、3人のオペレータがそれぞれ10個の部品を3回ずつ測定したときのばらつきを特定するとします。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Variability Data」フォルダにある「2 Factors
Crossed.jmp」
を開きます。

2. [分析]>[品質と工程]>[計量値/計数値ゲージチャート]を選択します。

3. 「チャートの種類」[計量値]を選択します。

4. 「測定値」を選択し、[Y, 応答変数]をクリックします。

5. 「オペレータ」を選択し、[X, グループ変数]をクリックします。

6. 「部品#」を選択し、[部品, 標本ID]をクリックします。

7. [OK]をクリックします。

8. 測定の計量値用ゲージ分析の赤い三角ボタンをクリックし、[グループ平均の表示][セル平均をつなぐ]を選択します。

図6.2 変動性図の例 

変動性図の例

「標準偏差」図を見ると、CindyとGeorgeの測定値のばらつきがTomに比べて大きく、Tomが最も一貫して測定していることを示唆しています。Georgeの測定値のばらつきが一番大きく、Georgeの測定方法が他の測定者と何かしら異なっている可能性を示唆しています。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).