公開日: 09/19/2023

同等性の検定の例

「一元配置」プラットフォームを使い、犬の治療に使用するモルヒネの代替薬剤がモルヒネと比べて劣っていないかどうかを調べます。最初の2つの時点の間で差を比較します。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Dogs.jmp」を開きます。

2. [分析]>[二変量の関係]を選択します。

3. 「差」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。

4. 「薬剤」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。

5. [OK]をクリックします。

6. [一元配置分析]の赤い三角ボタンをクリックし、[同等性検定]>[平均]を選択します。

図6.26 「同等性/優越性/非劣性の検定」ダイアログ 

「同等性/優越性/非劣性の検定」ダイアログ

7. [非劣性(片側)]を選択します。

8. 「分散に対する仮定」は[等しい分散]のままにします。

9. 「差」を1に設定します。これは、非劣性のマージンです。

10. [OK]をクリックします。

図6.27 非劣性の検定の例 

非劣性の検定の例

2つの薬剤の標本平均の差は、-0.639です。平均差に対する下側信頼限界は-1.93で、下側非劣性限界の-1.0を下回っています。代替薬剤が標準薬剤より劣っていないと結論することはできません。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).