この例では、「一元配置」プラットフォームを使い、平均分析(ANOM; analysis of means)によって平均の差を検定します。平均分析は、多重性を調整している検定です。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Analgesics.jmp」を開きます。
2. [分析]>[二変量の関係]を選択します。
3. 「痛みの程度」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
4. 「薬」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。
5. [OK]をクリックします。
6. 「一元配置分析」の赤い三角ボタンをクリックし、[平均分析法]>[平均分析]を選択します。
図6.11 「平均分析」のグラフ
グラフを見ると、薬AとCの平均は、全体平均と有意に異なります。薬Aの平均は低く、薬Cの平均は高くなっています。各薬で標本サイズが異なっているため、薬ごとに決定限界が違っています。