この例では、「寿命の一変量」プラットフォームを使用して、1つのWeibull分布のあてはめと、2つのWeibull分布から成る競合リスク混合分布のあてはめを比較します。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Reliability」フォルダにある「Mixture Demo.jmp」を開きます。
2. [分析]>[信頼性/生存時間分析]>[寿命の一変量]を選びます。
3. 「Y2」を[Y, イベントまでの時間]に指定します。
4. [OK]をクリックします。
5. 「分布の比較」レポートで[Weibull]分布を選択します。また、隣にある「スケール」のラジオボタンでも、[Weibull]を選択します。
1つのWeibull分布の確率プロットが表示されます。Y2の範囲のうち、低い部分のあてはめがあまり良くありません。
図3.23 Weibull分布のあてはめ
6. 「寿命の一変量」の赤い三角ボタンをクリックし、[競合リスク混合分布のあてはめ]を選択します。
7. 「競合リスク混合」レポートまでスクロールダウンします。「Weibull」の横の「個数」ボックスに「2」と入力します。
8. [実行]をクリックします。
9. 「分布の比較」レポートが表示されるまで上にスクロールします。確率プロットの縦軸を右クリックし、[編集]>[軸の設定をコピー]を選択します。
10. 「競合リスク混合」レポートまでスクロールダウンします。重ね合わせプロットの縦軸を右クリックし、[編集]>[軸の設定を貼り付け]を選択します。
11. 横軸で同じ作業を繰り返します。確率プロットの横軸を右クリックし、[編集]>[軸の設定をコピー]を選択します。
12. 重ね合わせプロットの横軸を右クリックし、[編集]>[軸の設定を貼り付け]を選択します。
Weibull(2)分布の確率プロットが表示されます。2つのWeibull分布の混合は、Y2の範囲の低い部分で分布を改善することがわかります。
図3.24 Weibull(2)競合リスク混合分布のあてはめ