群直交過飽和計画を使って、12回の実験で12個の因子を実験する計画を作成します。そして、切片や疑似因子を含めて、少なくとも16個の因子を計画に含めることにします。16因子のうち、1つは切片のために必要です。また、16因子のうち、3因子以上は疑似因子に設定することが望ましいです。
1. [実験計画(DOE)]>[特殊な目的]>[群直交過飽和]>[群直交過飽和計画]を選択します。
2. [実験回数]を選択します。
3. 「実験回数」に「12」を入力し、テキストボックスの外をクリックします。
4. 「構造」ウィンドウで、2つ目のオプション(群の個数4、サイズ4、パラメータ数16)を選択します。
5. 因子名の「X1」をクリックし、「Fake 1」に変更します。
6. 「X2」と「X3」も同様に「Fake 2」と「Fake 3」に変更します。
7. [計画の作成]をクリックします。
図27.1 群直交過飽和計画の「相関のカラーマップ」
「相関のカラーマップ」にて、群直交過飽和計画の特徴を確認できます。同じ群に属している因子は、互いに相関しています。異なる群に属している因子は、相関せず、直交しています。