公開日: 09/19/2023

グループ列を積み重ねる例

この例では、一連のグループ変数を使ってアンケート回答者の雇用に関する情報を分析します。変数名や値の中には文字数の多いものがあり、表の横幅が極端に広くなってしまうため、グループ列を積み重ねて表示することにします。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Consumer Preferences.jmp」を開きます。

2. [分析]>[表の作成]を選択します。

3. [現雇用先での勤続年数][給与]を選択してドラッグし、「列のドロップゾーン」にドロップします。

4. [N]と[平均]を選択してドラッグし、「現雇用先での勤続年数]の下にある[合計]というセルにドロップします。

5. [結婚状態]、[学齢期の子供]、[仕事に対する満足度]を選択してドラッグし、表の左側の空白のセルにドロップします。

6. 「結婚状態」の見出しを右クリックし、[グループ列の積み重ね]を選択します。

7. [集計統計量の追加]チェックボックスをオンにします。

図9.25 積み重ねたグループ列 

積み重ねたグループ列

表には、グループ変数の組み合わせごとの給与と現雇用先での勤続年数の平均、および回答者数が表示されます。たとえば、独身(「single」)で学齢期の子供がいて(「Yes」)、仕事に非常に満足している(「Extremely satisfied」)と答えた人は20人います。この20人の回答者について見ると、現雇用先での平均勤続年数は8.45年、平均給与は$77,300です。

表には、「結婚状態」と「学齢期の子供」の集計値も表示されます。たとえば、仕事に対する満足度を考慮しない場合、独身で学齢期の子供がいない回答者は128人です。この128人の回答者について見ると、現雇用先での平均勤続年数は8.03年、平均給与は$52,835です。

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