この例では、「判別分析」プラットフォームのステップワイズ変数選択を使用して、最終的なモデルに含める変数を特定します。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Iris.jmp」を開きます。
2. [分析]>[多変量]>[判別分析]を選択します。
3. 「がくの長さ」・「がくの幅」・「花弁の長さ」・「花弁の幅」を[Y, 共変量]に指定します。
4. 「種類」を選択し、[X, カテゴリ]をクリックします。
5. [ステップワイズ変数選択]を選択します。
6. [OK]をクリックします。
7. [変数増加]を3回クリックします。
図5.15 「Iris.jmp」のステップワイズ変数選択
3つの共変量がモデルに追加されます。[次に追加する最小p値]がパネルの一番上に表示されます。値が0.0103288であることから、残りの共変量である「がくの長さ」も「種類」の判別分析モデルにおいて重要である可能性があります。
8. [このモデルを適用]をクリックします。
図5.16 選択した共変量を示す「スコアの要約」レポート
ウィンドウが更新されます。追加した共変量と選択した判別法に応じたあてはめのレポートが表示されます。判別分析に用いる変数として選択した共変量が、「スコアの要約」レポートにリストされていることを確認してください。