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公開日: 09/19/2023

ステップワイズ変数選択の例

この例では、「判別分析」プラットフォームのステップワイズ変数選択を使用して、最終的なモデルに含める変数を特定します。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Iris.jmp」を開きます。

2. [分析]>[多変量]>[判別分析]を選択します。

3. 「がくの長さ」「がくの幅」「花弁の長さ」「花弁の幅」[Y, 共変量]に指定します。

4. 「種類」を選択し、[X, カテゴリ]をクリックします。

5. [ステップワイズ変数選択]を選択します。

6. [OK]をクリックします。

7. [変数増加]を3回クリックします。

図5.15 「Iris.jmp」のステップワイズ変数選択 

「Iris.jmp」のステップワイズ変数選択

3つの共変量がモデルに追加されます。[次に追加する最小p値]がパネルの一番上に表示されます。値が0.0103288であることから、残りの共変量である「がくの長さ」「種類」の判別分析モデルにおいて重要である可能性があります。

8. [このモデルを適用]をクリックします。

図5.16 選択した共変量を示す「スコアの要約」レポート 

選択した共変量を示す「スコアの要約」レポート

ウィンドウが更新されます。追加した共変量と選択した判別法に応じたあてはめのレポートが表示されます。判別分析に用いる変数として選択した共変量が、「スコアの要約」レポートにリストされていることを確認してください。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).