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公開日: 09/19/2023

「パターンを調べる」プラットフォームの例

「パターンを調べる」プラットフォームを使用して、薬剤の治験から得られた検査結果に予期せぬパターンがないか調べてみましょう。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Nicardipine Lab Patterns.jmp」を開きます。

2. [分析]>[スクリーニング]>[パターンを調べる]を選択します。

3. 「Laboratory Results」列グループを選択し、[Y, 列]をクリックします。

4. [OK]をクリックします。

5. 「1列ごとの要約」の横にあるグレーの開閉アイコンをクリックして、「1列ごとの要約」レポートを開きます。

図23.2 「パターンを調べる」の「1列ごとの要約」レポート 

「パターンを調べる」の「1列ごとの要約」レポート

「1列ごとの要約」レポートには、すべての列における最長連と最長の重複パターンがまとめられています。各表は、それぞれ希少性、つまり連またはパターンが偶然に発生する度合いの計算値の順に並べられています。最長連の希少性スコアが最も高い列は「クレアチニン」で、最長の重複パターンの希少性スコアが最も高い列は「APTT」です。「1列ごとのパターン」レポートのこれらの列についてさらに調べます。

6. 「1列ごとのパターン」レポートには、最初の列である「APTT」のレポートが表示されています。Ctrlキーを押しながら「列の選択」リストの「クレアチニン」を選択します。

図23.3 「パターンを調べる」の「1列ごとのパターン」レポート 

「パターンを調べる」の「1列ごとのパターン」レポート

「列の選択」リストで列名を選択すると、その列のレポートが表示されます。「APTT」レポートを見ると、この列には度数が3の連と度数4のパターンがいくつか含まれていることがわかります。「クレアチニン」レポートからは、最長連の度数が7で、最長の重複パターンの度数が8であることがわかります。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).