この例では、「一元配置」プラットフォームにおけるHsuのMCB検定を用います。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Big Class.jmp」を開きます。
2. [分析]>[二変量の関係]を選択します。
3. 「体重(ポンド)」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
4. 「年齢」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。
5. [OK]をクリックします。
6. 「一元配置分析」の赤い三角ボタンをクリックし、[平均の比較]>[最適値との比較,HsuのMCB検定]を選択します。
図6.17 [最適値との比較,HsuのMCB検定]の比較円の例
図6.18 「HsuのMCB検定を使った最適値との比較」レポートの例
「最小/最大との比較」レポートは、各水準の平均を、それ以外の水準の平均の最大値および最小値と比較したものです。たとえば、年齢「15」の平均は、それ以外の水準の平均の最大値と有意に異なります。年齢「17」の平均は、それ以外の水準の平均の最小値と有意に異なります。年齢が「16」または「17」の平均は、平均の最大値と有意に異ならないので、そのどちらかが平均の最大値であるということになります。同様に、「17」以外の年齢のいずれかが、平均の最小値であるということになります。