この例では、「一元配置」プラットフォームにおけるDunnettの検定を用います。Dunnett検定は、コントロール群の平均と他の群の平均とを比較する検定です。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Big Class.jmp」を開きます。
2. [分析]>[二変量の関係]を選択します。
3. 「体重(ポンド)」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
4. 「年齢」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。
5. [OK]をクリックします。
6. 「一元配置分析」の赤い三角ボタンをクリックし、[平均の比較]>[コントロール群との比較,Dunnett検定]を選択します。
7. コントロール群とする年齢を「12」に設定します。
ヒント: コントロール群に含まれる点をクリックして散布図上で該当する点を強調表示してから、[平均の比較]>[コントロール群との比較,Dunnett検定]オプションを選択します。選択した行がコントロール群として使用されます。
8. [OK]をクリックします。
図6.19 [コントロール群との比較(Dunnett)]の比較円の例
比較円や「LSD閾値行列」を見ると、水準17だけが、コントロール群である水準12と有意に異なることがわかります。