公開日: 09/19/2023

分析者が興味のある比較を指定する例

「カテゴリカル」プラットフォームを使用して、応答とグループ化変数の組み合わせを指定し、その独立性をテストしてみましょう。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Consumer Preferences.jmp」を開きます。

2. [分析]>[消費者調査]>[カテゴリカル]を選択します。

3. 「仕事熱心である」を選択して、[単純]タブの[応答]をクリックします。

4. 「被雇用期間」を選択して、[X, グループ化カテゴリ]をクリックします。

5. [OK]をクリックします。

6. 「仕事熱心である By 被雇用期間」の赤い三角ボタンをクリックし、「文字の表示」を選択します。

7. 「仕事熱心である By 被雇用期間」の赤い三角ボタンをクリックし、「比較の設定」を選択します。

8. 「A/B, B/C, C/D」と入力し、[OK]をクリックします。

9. 「カテゴリカル」の赤い三角ボタンをクリックして、[応答の等質性に対する検定]を選択します。

図3.28 比較の設定の例 

比較の設定の例

応答の等質性に対する検定では、グループAとグループB、グループBとグループC、そしてグループCとグループDを比較しています。グループB(5~10年)の回答者は、グループC(10~20年)に比べ、「仕事熱心である」という質問に同意する割合が高くなっています。Pearsonのp値が0.0136であるため、これらの割合には有意な差があると言えます。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).