JMPグラフでは、[行]>[非表示かつ除外]コマンドを使うと、強調表示した行を非表示にし、かつ統計分析の対象から除外できます。もう一度[行]>[非表示かつ除外]コマンドを選ぶまで、データは非表示で、分析から除外されます。
[除外する/除外しない]コマンドを使うと、強調表示した行を統計分析の対象から除外できます。選択した行に対してもう一度[行]>[除外する/除外しない]を選ぶまで、データは除外されます。
メモ: 除外されたデータは、テキストレポートとグラフの計算から除外されるだけで、プロット上でも自動的に非表示になるわけではありません。
[表示しない/再表示]コマンドを使うと、強調表示した点がプロット上に表示されなくなります。たとえば、分析から除外した点を、プロットでも非表示にすることができます。強調表示した非表示の行に対してもう一度[行]>[表示しない/再表示]を選ぶまで、データは非表示のままです。
メモ: 表示しない点は、プロットに表示されないだけで、テキストレポートやグラフの統計計算から自動的に除外されるわけではありません。表示しないオブザベーションを分析から除外するには、強調表示して[行]>[除外する/除外しない]属性を選択する必要があります。
プロットでマーカーを分析から除外または非表示にするには、以下の手順で操作します。
1. 除外または非表示にするマーカーを強調表示します。
2. グラフ上で右クリックします。
3. [行の除外]または[行を表示しない]を選びます。