「表の作成」プラットフォームにおいてデータをカテゴリ別に分類するために使う列(名義尺度または順序尺度)を、グループ列と呼びます。文字、整数値、小数値などを使用できますが、カテゴリ数は制限する必要があります。
次のことを注意してください。
• 複数のグループ列が入れ子状になっている場合は、それらのグループ列の組み合わせによって各組み合わせが作成されます。たとえば、「性別」と「既婚/未婚」の2つのグループ列がある場合、「女性で既婚」、「女性で未婚」、「男性で既婚」、「男性で未婚」の4つの組み合わせを持つ表が作成されます。
• グループ列が入れ子状になっている場合は、入れ子になっている値を積み重ねて表の横方向のスペースを節約することができます。グループ列を積み重ねるには、グループ列を右クリックし、[グループ列の積み重ね]オプションを選択します。入れ子になっているグループ列の組み合わせによって積み重ねが行われます。
• グループ列は、表の列と行のどちらでも使用できます。これらのグループ列を組み合わせて、表のセルが決まります。
• グループ列に欠測値がある場合、そのデータはデフォルトでは表に含まれません。[グループ変数の欠測値を含める]オプションをクリックすると、それらのデータを含めることができます。
• なお、欠測値として扱うコードやデータ値を指定するには、「欠測値のコード」列プロパティを使用します。[グループ変数の欠測値を含める]オプションをクリックすると、「欠測値のコード」に指定したデータも含められます。欠測値のコードの詳細については、『JMPの使用法』の欠測値のコードを参照してください。