MATLABはJMPと同じコンピュータにインストールされている必要があります。サポートされているMATLABのバージョンについては、JMP Webサイト(https://www.jmp.com/system/)を参照してください。
JSLスクリプトによってMATLABに接続する命令が出されるまで、JMPはMATLABを起動しません。MATLABを呼び出すJSLスクリプトを実行するとき、JMPは、オペレーティングシステムのPATH環境変数に基づいてソフトウェアの場所を特定します(たとえば、C:¥Program Files¥MATLAB¥R2012a¥)。
お使いのコンピュータで、JSLスクリプトによってMATLABの操作が可能かどうかは、次のJSLスクリプトで確認できます。
1. 次のJSLスクリプトを実行してください。
MATLAB Init();
MATLAB Submit( "m = magic(3)" );
magicMat = MATLAB Get( m );
Show( magicMat );
MATLAB Term();
MATLAB関数M = magic(3)は、1~32の整数を使った3×3行列を戻します。この行列は、行の和と列の和が等しく、「魔方陣」と呼ばれます。
2. [表示]>[ログ]を選択します。
ログウィンドウには次のような応答が表示されます。
m =
8 1 6
3 5 7
4 9 2
magicMat =
[ 8 1 6,
3 5 7,
4 9 2];
0
もしログウィンドウに次のようなメッセージが表示された場合は、その下の操作を行ってください。
システム上にMATLABがインストールされていません。
1. MATLABROOTという名前の新しい環境変数を追加し、値をC:¥Program Files¥MATLAB¥R2012a¥ または C:¥Program Files (x86)¥MATLAB¥R2012a¥に設定します。
メモ: 入力するパスは、MATLABのインストール先のパスによって異なります。
2. MATLABのパスがPATH変数に含まれていることを確認します。
3. スクリプトを再実行し、JMPからMATLABに接続できるかどうかを検証します。