Handle()とMousetrap()は、クリックとドラッグに応答するインタラクティブなJMPグラフを作成するための関数です。Handle()は、マウスによるドラッグで移動させることができるハンドルのマーカーを追加します。ハンドルが移動されるたびに、その位置の座標を取得し、設定されたスクリプトを実行します。Mousetrap()は同様の処理を行いますが、ドラッグ可能なハンドルを使用しないで、クリックした位置の座標を取得します。重要な違いは、Handle()は、マウスボタンがハンドル上で押された場合だけ反応しますが、Mousetrap()は、マウスボタンがどの位置で押されても反応する点です。
それ以外に、Button Box()、Slider Box()、Global Box()などを使って、グラフの外にボタンやスライダなどのコントロールを配置する方法もあります。