公開日: 09/19/2023

名前の規則

JSLにおける名前は、ずばり、ものを呼ぶためのものです。たとえば、変数に3という数値を割り当てる式a=3では、「a」が名前です。

コマンドと関数にも名前があります。式Log( 4 )では、「Log」が対数関数の名前です。

名前には、次のようなルールがあります。

名前は必ず英文字または下線で始まり、その後ろに次の文字を使うことができます。

英文字(a-z A-Z)

数字(0-9)

空白文字(スペース、タブ、改行、改ページ)

数学記号(ギリシャ文字アルファの小文字(a)など)

特殊文字(アポストロフィ(‘)、パーセント記号(%)、ピリオド(.)、バックスラッシュ(\)、および下線(_))

名前を比較するとき、空白文字(スペース、タブ、改行など)は無視され、大文字と小文字も区別されません。たとえば、Foragefor ageは、空白文字と大文字/小文字の違いに関わらず、同じ名前として扱われます。

実際には、どんな文字列でも名前として入力できますが、前述のルールに従っていないものは、引用符で囲み、後にnを追加します。たとえば、taxable income(2011)という名前のグローバル変数を指定するときは、この変数をスクリプトで使うたびに、"taxable income(2011)"nと入力しなければなりません。

"taxable income( 2011 )"n = 456000;
tax = .25;
Print( tax * "taxable income( 2011 )"n) ;

114000

メモ: これまでは、上記のルールに従っていない文字を含む場合は Name()の中に入れていました。Name()は今後廃止されます。

JMPによる名前の解釈については、名前解決のルールを参照してください。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).