「二変量」プラットフォームの[ノンパラメトリック密度]オプションは、データに滑らかな二変量のノンパラメトリック密度面をあてはめます。ノンパラメトリック密度面は、等高線を使って作成されます。等高線は、5%間隔で描画されます。ノンパラメトリックな密度推定から得られた点のうち、最も低い等高線より下に位置する点は全体の5%、その次の等高線より下に位置するのは10%、というように続いていきます。一番外側の等高線には点の約95%が含まれます。
図5.14 ノンパラメトリック密度の例
ノンパラメトリック密度等高線を描くグリッド点の個数を変更するには、Shiftキーを押しながら「二変量の関係」の赤い三角ボタンをクリックし、メニューから[ノンパラメトリック密度]を選択してください。デフォルトの102よりも大きい値を入力できます。
[分位点密度等高線]メニューのオプションについては、二変量の関係のオプションを参照してください。
ヒント: 大量のデータ点があり、データ点が重なって見えにくくなっている場合は、[ノンパラメトリック密度]オプションを使うと散布図上のパターンが見やすくなります。
「分位点密度等高線」レポートには、ノンパラメトリック密度の計算に使用された標準偏差が表示されます。
変数
等高線の作成に使用された変数の名前。
カーネル標準偏差
カーネル密度推定のバンド幅。最初に表示される値は、変数の標準偏差に基づいて計算されたものです。スライダを使って等高線の密度を調整することができます。