「カテゴリカル」プラットフォームの追加のオプションは、起動ウィンドウの左下にあります。これらのオプションは、プラットフォームのレポートウィンドウにおける「カテゴリカル」の赤い三角ボタンのメニューからも選択できます。
グループ化オプション
[X, グループ化カテゴリ]に複数の列が指定されている場合に、どのようにそれらの列を用いるかを定義します。
組み合わせ
指定された複数のグループ列を組み合わせることで構成される各グループに対して分析します。最初に指定されたグループ列が、クロス表で最も外側に位置するグループ列となります。
それぞれを個別に
1つ1つのグループ列に対して、個別に分析します。
両方
グループ列を組み合わせた分析と、1つ1つのグループ列ごとの個別の分析が行われます。
ID内で一意な値をカウント
各回答者内において一意の応答水準だけを度数としてカウントします。このオプションは、「ID」役割にIDの列を指定した場合だけに関係してきます。また、このオプションは[多重応答 ID別]が選択された場合にのみ使用でき、他の種類の応答では無視されます。
応答の欠測値をカウント
欠測値を1つのカテゴリとして扱い、集計に含まれるようにします。ここで「欠測値」とは、空のセル、または「欠測値のコード」列プロパティで定義された値のことです。なお、欠測値しかない列の場合は、このオプションの状態とは無関係に欠測値がカウントされます。多重応答では、すべての応答カテゴリがないか、(応答の形式が指示変数の場合において)すべてがゼロであれば、応答は欠測しているとみなされます。
メモ: このオプションが選択されていない場合、欠測値は分析から除かれます。
応答の水準を降順に並べる
高い水準から低い水準に応答を並べます。(デフォルトの順序は昇順です。)このオプションは応答にのみ適用され、グループ化の列におけるカテゴリには適用されません。
ヒント: 「値の表示順序」列プロパティを使うと、表示されるカテゴリの順序を変更できます。『JMPの使用法』の値の表示順序を参照してください。
短いラベルの使用
すべての値ラベルに共通する接頭部や接尾部を省略して、表示される値ラベルを短くします。
メモ: このオプションは値ラベルにのみ適用され、列名には適用されません。
データにない応答を含める
データには存在しないカテゴリがレポートに含まれるように指定します。その存在しないカテゴリは、[値ラベル]列プロパティには指定しておく必要があります。このオプションは、応答にのみ適用されます。グループ化の列におけるカテゴリには適用されません。
除外されている行の応答カテゴリも表示する
除外されている行にしかない応答カテゴリもレポートに含まれるように指定します。これらのカテゴリの度数はゼロです。