「パターンを調べる」プラットフォームを使用すると、データ内で通常とは異なるものや予期しないパターンを検出できます。パターンの中には偶然に発生するものや、構造的に発生するものもありますが、パターンがデータの誤りやデータの改ざんを示している場合もあります。このプラットフォームは、値が正確で、一致やパターンが偶然には発生しにくいと思われる状況で役に立ちます。また、「パターンを調べる」プラットフォームは、大きなデータテーブルを効率的に処理できるように設計されています。
「パターンを調べる」プラットフォームは、重複する値と、重複する値のパターンを探します。このようなパターンは、同じ値を何度も貼り付ける、同じ値を複数のセルを含む範囲に一度に貼り付ける、一連の範囲のデータをコピーしてどこか別の場所に貼り付ける、といったデータの改ざんによるものの可能性があります。また、このプラットフォームは、データが実際の測定値なのか、乱数発生プログラムによって生成されたものなのかを判断するために、表示形式が設定されたデータの特性を分析します。分布の特性を調べたり、行のグループごとに列間の線形関係を検出したりするオプションもあります。
メモ: 「パターンを調べる」プラットフォームは、除外された行を無視しますが、その結果が必ずしもその行を削除した場合と同じになるとは限りません。「最長連」オプションや「最長の重複パターン」オプションなど、一続きの行については、除外された行によってその連続性が途切れます。