「モデルに基づく多変量管理図」プラットフォームでは、以下のオプションがT2、Xモデルまでの正規化した距離、2乗予測誤差、およびスコアプロットに適用されます。なお、以下で説明するプロットを選択すると、そのプロットはレポートウィンドウの「工程の診断」セクションに表示されます。
限界の要約を表示
（スコアプロットでは使用できません。）管理限界と要約データの表示／非表示を切り替えます。この要約表は、グラフの下に表示されます。
寄与度ヒートマップ
データ行ごとの変数の寄与度を示すヒートマップの表示／非表示を切り替えます。
寄与率ヒートマップ
変数の寄与率を示すヒートマップの表示／非表示を切り替えます。変数の寄与率は、各データ行において、全変数に占める各変数の寄与の割合として表現されます。
選択したデータ行の寄与度プロット
（1つ以上の点が選択されている場合にのみ使用可能です。）選択された各データ行に対し、変数の寄与度を示す棒グラフの表示／非表示を切り替えます。
選択したデータ行の寄与率プロット
（1つ以上の点が選択されている場合にのみ使用可能です。）選択された各データ行に対し、個々の変数の寄与率を示す棒グラフの表示／非表示を切り替えます。寄与率は、各データ行において、全変数の値に占める各変数の寄与の割合として表現されます。
選択したデータ行の平均寄与率プロット
（2つ以上の点が選択されている場合にのみ使用可能です。）変数の寄与率の、選択された各データ行における平均を示す棒グラフの表示／非表示を切り替えます。
メモ: 値または平均値が平均値から3シグマ以内の場合、棒は緑色で表示されます。値または平均値が平均値から3シグマより離れている場合、棒は赤色で表示されます。「管理限界」列プロパティに管理限界が指定されている場合、棒グラフの色分けではその限界が使用されます。
寄与度プロットには、以下のオプションがあります。
棒を並べ替える
寄与度の降順、または複数のプロットの場合は平均寄与度の降順に棒を並べ替えます。
棒にラベルをつける
値もしくは列名のラベルを棒につけます。または、棒からラベルを削除します（「ラベルなし」）。
選択した項目の管理図
選択した列の管理図を表示します。「管理限界」列プロパティに管理限界が指定されている場合、個々のグラフではその限界が使用されます。
散布図行列
（複数の棒が選択されている場合に使用可能。）選択した変数の散布図行列を表示します。
プロットの削除
プロットをレポートウィンドウから削除します。
選択したデータ行の正規化したスコアプロット
（1つ以上の点が選択されている場合に、スコアプロットでのみ使用可能です。）選択した各データ行の、正規化したスコアの棒グラフの表示／非表示を切り替えます。
楕円の大きさ
（2つの成分のあるスコアプロットでのみ使用可能です。）指定した大きさの楕円を、スコアプロットに追加します。楕円は、履歴データから計算されています。フェーズIとフェーズIIの両方のデータがある場合は、各フェーズごとに楕円が描かれ、フェーズIIに対する楕円は点線で描かれます。
点をつなぐ
（スコアプロットでのみ使用可能です。）スコアプロット内のデータ点を接続します。
負荷量の表示
（スコアプロットでのみ使用可能です。）スコアプロットのPCA負荷量をバイプロットの矢印を使って表示します。
列の保存
各プロットに対して、値をデータテーブルに保存するための3つのオプションがあります。
値の保存
値（T2、Xモデルまでの正規化した距離、SPE、またはスコア）をデータテーブルの新しい列に保存します。
寄与度の保存
寄与度をデータテーブルの新しい列に保存します。
寄与率の保存
寄与率をデータテーブルの新しい列に保存します。