公開日: 09/19/2023

ツリー手法の予測確率

この節では、ディシジョンツリーとブートストラップ森における予測確率の計算方法を説明します。

ディシジョンツリーにおいて、応答変数がカテゴリカルの場合、[割合を表示]コマンドにより次の統計量が表示されます。

割合

応答の各水準の、ノードに占める割合を示します。

確率

応答の各水準の予測確率を示します。あるノードにおける、応答の第i水準の「確率」は、次式で定義されます。

ここに式を表示

上の式で、合計は応答の全水準にわたって行われ、niはそのノードにおける第i水準の標本サイズ、prioriは第i水準の事前確率です。事前確率は次式で計算されます。

priori = lpi+ (1-l)Pi

上の式で、piは親ノードのpriori、Piは親ノードのProbilは重み係数で0.9に設定されています。

このように定義された「確率」は、ゼロにならないという長所があります。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).