ダッシュボードビルダーの赤い三角ボタンのメニューには、ダッシュボードの実行、ダッシュボードのプレビュー、ダッシュボードをアドインとして保存する機能など、さまざまなオプションがあります。
ダッシュボードの実行
ダッシュボードを実行します。
プレビューモード
ダッシュボードのプレビューを表示します。ダッシュボードの[プレビューを閉じる]をクリックすると、ダッシュボードモードに戻ります。
やり直し
作業スペースからオブジェクトを取り除き、新しいテンプレートを選択します。
グリッドの表示
ワークスペースにグリッド点線を表示します。デフォルトでオンになっています。
プロパティの表示
ディスプレイボックスを表示するための「オブジェクト」パネルと「プロパティ」パネルを表示します。プロパティの編集の詳細については、『スクリプトガイド』の「アプリケーションビルダー」ウィンドウを参照してください。
自動スクロール
オブジェクトをドラッグして作業スペースの縁に近づけるにつれ、縦または横に自動的にスクロールします。デフォルトでオンになっています。
ダッシュボードモード
このオプションをオフにすると、アプリケーションビルダーのモードになります。アプリケーションビルダーでは、アプリケーションをより詳細にカスタマイズしたり、スクリプトを書いたりできます。『スクリプトガイド』のアプリケーションの作成を参照してください。[ダッシュボードモード]を選択すると、ダッシュボードに戻ります。
ソースパネル
「ソース」パネル(レポートのコンポーネントが表示されている左側の列)の表示と非表示を切り替え、アイコンを分類します。デフォルトでは、「ソースの表示」が選択されています。
スクリプトの保存
ここにあるオプションを使用して、レポートを再実行するスクリプトを保存する場所を選択できます。
データテーブルへ
レポートの作成に使用されたデータテーブルに、スクリプトを保存します。これにより、データテーブルからスクリプトを実行して、結果を作成し直すことができます。
ジャーナルへ
分析のスクリプトを実行するリンクをジャーナルウィンドウに保存します。ジャーナルウィンドウがすでに開いている場合は、スクリプトがそのジャーナルウィンドウに追加されます。このスクリプトには、データテーブルへのパスが含まれます。データテーブルが見つからない場合、スクリプトは実行されません。
スクリプトウィンドウへ
スクリプトエディタを開き、スクリプトを追加します。スクリプトウィンドウがすでに開いている場合は、スクリプトがその開いているウィンドウの下部に追加されます。
アドインへ
アドインを作成します。アドインをインストールすると、開発したアプリケーションがJMPメニューから起動できるようになります。『スクリプトガイド』のJMPアドインビルダーを使ったアドインのコンパイルを参照してください。
テンプレートへ
アプリケーションをテンプレートとして保存します。ユーザは、テンプレートを使って新しいダッシュボードが作成できます。テンプレートの保存場所は、オペレーティングシステムとJMPのバージョンによって異なります。
– Windows(JMP):
"¥C:¥Users¥<ユーザ名>¥AppData¥Roaming¥SAS¥JMP¥17¥DashboardTemplates"
– Windows(JMP Pro):
"¥C:¥Users¥<ユーザ名>¥AppData¥Roaming¥SAS¥JMPPro¥17¥DashboardTemplates"
– macOS: "/Users/<ユーザ名>/Library/Application Support/JMP/17/DashboardTemplates"