公開日: 09/19/2023

Repeat関数

Repeat()関数は、第1引数のコピーを戻します。第2(ときには第3)引数は繰り返す回数です。これが1のとき、コピー回数は1回です。

第1引数が文字値またはリストのとき、結果はその文字のコピーになります。

Repeat( "abc", 2 );

"abcabc"

Repeat( {"A"}, 2 );

{"A","A"}

Repeat( {1, 2, 3}, 2 );

{1,2,3,1,2,3}

第1引数が数値または行列のとき、結果は行列になります。第2引数は行の繰り返し回数で、第3引数で列の繰り返し回数を指定できます。指定されている引数が2つだけの場合、列の繰り返し回数は1になります。

Repeat( [1 2, 3 4], 2, 3 );

[ 1 2 1 2 1 2,

3 4 3 4 3 4,

1 2 1 2 1 2,

3 4 3 4 3 4]

Repeat( 9, 2, 3 );

[ 9 9 9,

9 9 9]

Repeat関数は、SAS/IML言語の同じ名前の関数と互換性がありますが、SASのDATAステップ関数とは互換性がありません。DATAステップ関数は、この関数より1回多く繰り返します。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).