判別行列の保存

「判別分析」の赤い三角ボタンのメニューから［判別行列の保存］を選択すると、JMPスクリプト言語で使用できる、グローバルのリスト（DiscrimResults）が作成されます。このリストには、学習セットから計算された次のものが含まれます。

• YNames。共変量（Y）のリスト

• XName。カテゴリカル変数の変数名

• XValues。Xの水準を含むリスト

• YMeans。（Xの水準ごとの）共変量の平均を含む行列

• YPartialCov。グループ内共分散行列（群内共分散行列）

「Iris.jmp」サンプルデータ内の「判別分析」スクリプトで得た分析結果を検討してみましょう。「判別分析」の赤い三角ボタンのメニューから［判別行列の保存］を選択すると、データテーブルに「判別分析の結果」という名前のスクリプトが保存されます。

図5.13 「Iris.jmp」の「判別分析の結果」スクリプト 

メモ: スクリプト内で、DiscriminantプラットフォームオブジェクトにGet Discrim Matricesコマンドを送ることができます。この場合、［判別行列の保存］を使用するのと同様の結果が得られますが、データテーブルには保存されません。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).