セマンティック形式を使用すると、レポート内の数値形式をカスタマイズできます。セマンティック形式は、数値の表示形式と、その形式が使用される場所を指定する一連の条件を組み合わせたものです。一度表示形式を設定しておくと、特定のレポートを開くたびにその表示形式を変更しなくても、指定した条件に一致する新しいレポートに自動的に適用されます。
セマンティック表示形式を使用できるシナリオは多数あります。たとえば、「あてはめの要約」レポートでは、R2乗のデフォルトの小数桁数は6桁ですが、この表示形式をカスタマイズして、小数桁数を2桁にすることができます。この環境設定は、セマンティック表示形式を使用して行えます。そうすれば、その後のすべてのレポートで、この設定が使用されます。この環境設定は、テーブル内の行(この例ではR2乗)に対して定義できます。また、テーブル全体に対して定義することも可能です。