工程変数を指定した後、旧機能の管理図の起動ウィンドウに[統計量の指定]ボタンがある場合にこれをクリックすると、ウィンドウの下部にテキストボックスのタブが開きます。そこに工程変数として使う既知の統計量(つまり、既存のデータから取得した統計量)を入力すると、その値を使って管理図が作成されます。図では、工程変数の標準偏差が1、測定値の平均が20になっています。
図14.6 統計量の指定の例
メモ: ユーザが指定した平均には、プロット上で「m0」というラベルがつきます。
「管理図」起動ウィンドウ(Figure 14.3)の[工程能力]オプションを選択すると、プラットフォームの起動時に仕様限界を入力するウィンドウが開きます。管理図で計算されたシグマが、工程能力分析の「管理図シグマ」での計算に利用されます。仕様限界を入力して[OK]をクリックすると、管理図と同じウィンドウに工程能力分析が表示されます。工程能力指数の計算の詳細については、正規分布の工程能力指数の統計的詳細を参照してください。