以下のオプションを使って群直交過飽和計画を定義し、作成します。
ヒント: 群直交過飽和計画の構造を定義するには、実験回数または因子数のいずれかを指定します。
実験回数
計画の実験回数を指定します。回数は、2(できれば4)の倍数でなければなりません。
因子数
因子の個数を指定します。この因子数には、切片を示す因子1個と、疑似因子(3~5個)の個数も含めてください因子数は、8の乗数でなければなりません。
構造
使用できる構造のリストが表示されます。リストに含まれる列の種類は、実験回数と因子数のどちらを指定したかによって異なります。
群の個数
計画に含まれる群の個数。最小値は2です。
群のサイズ
各群に含まれる因子の個数。
実験回数
(因子数を指定した場合に表示されます。)計画に含まれる実験の回数。
パラメータ数
(実験回数を指定した場合に表示されます。)計画に含まれるパラメータの個数。このパラメータの個数には、実験に使われる因子のパラメータだけではなく、1つの切片パラメータと、疑似因子のパラメータも含まれます。
因子
因子名
切片を表す因子名は固定されていますが、残りの因子の名前は変更できます。
役割
[連続尺度]または[カテゴリカル]を指定します。
下側
各因子の下限を設定します。
上側
各因子の上限を設定します。
群の構造
各群にどの因子が属するかを示します。
交換
群の間で因子を交換します。
計画の作成
計画を作成します。
以下のオプションを使って、群直交過飽和計画を確認し、評価します。
計画の作成
このアウトラインには、作成された計画行列が表示されています。
テーブルの作成
群直交過飽和計画のデータテーブルを作成します。この計画のデータテーブルには、次のようなスクリプトが含まれます。
モデル
(応答列が入力されている場合のみ、実行できます。)[実験計画(DOE)]>[特殊な目的]>[群直交過飽和]>[群直交過飽和のあてはめ]プラットフォームを実行します。
DOEダイアログ
現在の計画を再現する「群直交過飽和計画」ウィンドウを呼び出します。
群直交過飽和計画の構造
計画の構造(実験回数・パラメータ数・群の個数・群のサイズ)を表示します。
多変量
計画因子に対し、[分析]>[多変量の相関]プラットフォームを実行します。
モデル行列
計画行列を含みます。
シミュレーション
(応答をシミュレートした場合に使用できます。)「応答をシミュレート」ウィンドウを起動します。
計画の評価
相関行列
効果間の相関を示す行列が表示されています。
相関のカラーマップ
効果間における相関係数の絶対値を、色でプロットしたグラフです。赤い三角ボタンのメニューには、相関をデータテーブルに保存するオプションが含まれています。