公開日: 09/19/2023

計数値用ゲージチャートの統計的詳細

すべての「X, グループ変数」を横軸にプロットした計数値用ゲージチャートでは、「一致性(%)」は次のように計算されます。

ここに式を表示

すべての「Y, 応答変数」を横軸にプロットした計数値用ゲージチャートでは、「一致性(%)」は次のように計算されます。

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上の式で使われている記号は以下の通りです。

n = 部品の数(グループ変数がもつ水準の数)

ri = 部品 ii = 1,...,n)の判定回数(繰り返し数)

m = 判定者の数

k = 水準の数

Ni = m × ri。部品ii = 1,...,n)の判定回数。これには、判定者全員を表す応答と、部品ごとの繰り返しの判定も含まれます。たとえば、部品iが3人の判定者により3回判定された場合、Niは3 × 3 = 9となります。

例として、3人の判定者による次のようなデータを取り上げてみましょう。各判定者は、同一部品を、3回繰り返し判定しています。

表7.1 判定者A、B、Cによる3回の測定

A

B

C

1

1

1

1

2

1

1

0

3

0

0

0

この表のデータを使った場合、式は次のようになります。

一致性(%) = ここに式を表示

一致性(%) [判定者A] = 一致性(%) [判定者B] = ここに式を表示

一致性(%) [判定者C] = ここに式を表示

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