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公開日: 09/19/2023

「工程のスクリーニング」プラットフォームの統計的詳細

ここでは、シグマの推定に中央値を使用した場合の係数の計算方法について説明します。起動ダイアログにおいて[平均ではなく中央値を使用]オプションを選択した場合、シグマの推定値は、標準正規分布に従う確率変数の、範囲の中央値、または、標準偏差の中央値にもとづいて計算されます。次表は、モンテカルロシミュレーションで得た、それらの係数です。

独立な標準正規分布から無作為抽出したn個の値に関して、次のことがあてはまります。

範囲の中央値は、d2_Median sにほぼ等しくなります。ここで、d2_Medianは、nに依存する係数です。

標準偏差の中央値は、c4_Median sにほぼ等しくなります。ここで、c4_Medianは、nに依存する係数です。

表8.2 範囲の中央値および標準偏差の中央値対する係数

N

d2_Median

c4_Median

2

0.953

0.675

3

1.588

0.833

4

1.978

0.888

5

2.257

0.917

6

2.471

0.933

7

2.646

0.944

8

2.792

0.952

9

2.915

0.959

10

3.024

0.963

11

3.118

0.967

12

3.208

0.969

13

3.286

0.972

14

3.357

0.975

15

3.422

0.976

16

3.483

0.978

17

3.539

0.979

18

3.590

0.980

19

3.640

0.981

20

3.685

0.982

21

3.731

0.983

22

3.770

0.984

23

3.811

0.984

24

3.846

0.985

25

3.883

0.986

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