「テキストエクスプローラ」プラットフォームで[潜在意味分析, 特異値分解]オプションを選択すると、2つの特異値分解プロットと特異値の表が生成されます。
1つ目のプロットは、各文書を点で示します。各文書の点の座標は、最初の2つの左特異ベクトル(U行列の最初の2列)に、特異値の対角行列(S)を掛け合わせたものです。このプロットは、「主成分分析」プラットフォームのスコアプロットと同じです。プロットの各点は文書(データテーブルの行)を表し、点を選択すると、対応する行がデータテーブルで選択されます。
2つ目のプロットは、各単語を点で示します。各単語の点の座標は、最初の2つの右特異ベクトル(V‘行列の最初の2行)に、特異値の対角行列(S)を掛け合わせたものです。このプロットは、「主成分分析」プラットフォームの負荷量プロットと同じです。プロットの各点は、「単語」リストの各行に対応しています。
特異値分解プロットの上には、[テキストの表示]ボタンがあります。プロット上の点を選択してこのボタンをクリックすると、ウィンドウが開き、該当するテキストが表示されます。
2つの特異値分解プロットの下には、特異値の表が表示されます。この特異値は、文書単語行列の特異値分解におけるS行列の対角要素です。この表には「固有値」の列もあり、対応する主成分分析の固有値が示されます。「主成分分析」プラットフォームと同様に、変動の割合(寄与率)と、その累積(累積寄与率)の列もあります。これらの値は、文書単語行列におけるばらつきが各次元でどれぐらい説明されているかを示しています。「累積寄与率」の値に基づいて、文書単語行列のばらつきのどの程度が説明されているかを見て、使用する特異ベクトルの数を決めることができます。