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公開日: 09/19/2023

「群直交過飽和のあてはめ」レポート

「群直交過飽和のあてはめ」レポートは、2段階で構成されます。1段階目には、群ごとにおいて、一度に1つずつの群をあてはめたときの有効(アクティブ)な効果が、その推定値とともに表示されます。このとき、有効な効果を1つ以上含む群だけが表示されます。これが1段階目の分析です。2段階目では、組み合わせたモデルが作成されます。

図28.5 1段階目の結果 

1段階目の結果

応答に影響していると判定された主効果。つまり、有効(アクティブ)であると判定された主効果。

推定値

主効果に対する係数(パラメータ推定値)。

標準誤差

「群1」の疑似因子を使用して求めた、推定値の標準誤差。

t値

推定値を標準誤差で割った値。

p値(Prob>|t|)

誤差の自由度(DF; Degree of Freedom)とt値を使って計算されるp値。

2つ目のレポートには、2段階目の分析結果が表示されます。2段階目では、分析結果を評価するためのモデルが作成されます。

図28.6 2段階目の結果 

2段階目の結果

応答に影響していると判定された主効果。つまり、有効(アクティブ)であると判定された主効果。

推定値

主効果に対する係数(パラメータ推定値)。

標準誤差

データセット全体を使用し、指定のモデルと切片をあてはめて求めた推定値の標準誤差。

t値

推定値を標準誤差で割った値。

p値(Prob>|t|)

誤差の自由度(DF)とt値を使って計算されるp値。

RMSE

平均平方誤差の平方根(RMSE; Root Mean Squared Error、誤差の標準偏差)。

自由度

RMSEを計算するのに使われた誤差の自由度。

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