「信頼性予測」レポートには、「観測データ」、「寿命の一変量」、および「予測」レポートが含まれます。「観測データ」レポートでは、現在のデータを確認できます。「寿命の一変量」レポートでは、データによくあてはまる確率分布を選ぶことができます。「予測」レポートでは、予測のための設定を変更できます。また、予測結果をデータテーブルに保存して、保証コストの予測に活用することもできます。レポートの例については、Figure 10.1を参照してください。
「信頼性予測」の赤い三角ボタンのメニューには、日付によって観測値データをフィルタ処理するオプションや、データを別形式で保存するオプションがあります。「信頼性予測」プラットフォームのオプションを参照してください。
「信頼性予測」プラットフォームでは、データの形式がネバダ形式もしくは日付形式である場合は、「観測データ」レポートでグラフが表示されます(Figure 10.11)。
• 棒グラフには、それぞれの期間ごとに、生産数および故障数が示されています。
• 折れ線は、観測期間における累積故障数を示しています。
メモ: データの形式が「イベントまでの時間」形式である場合は、生産日や故障日などの日時情報が含まれていないため、「観測データ」レポートは作成されません。
「信頼性予測」プラットフォームの「寿命の一変量」レポートでは、確率プロットによって、データによくあてはまっている確率分布を選ぶことができます。「予測」レポートにおいて分布を選択すると、それに応じて、「寿命の一変量」レポートが更新されます。このレポートの詳細は、寿命の一変量を参照してください。(「寿命の一変量」章で説明しているオプションの一部は、「信頼性予測」プラットフォームの「寿命の一変量」レポートには表示されません。)